[ 本格/新本格 ]
猫島ハウスの騒動
若竹七海 初出版: 2006年07月 平均:6.67点 採点者数:3人

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採点傾向
No.3 6点 あるびれお 2009/09/25 10:15
若竹七海といえば、やはりデヴュー作の「ぼくのミステリな日常」に特徴的な、シニカルな目線を想像してしまう。「水上音楽堂の冒険」なんて、当時、「この読後感の悪さは何ダ!?」と思ったものだ。ところが、最近はコージーミステリの代表作家なんて言われている。この作品は、そこに分類されるのだろう。背筋に刃物をあてられたような“うすら寒さ”は感じられず、ユーモラスでちょっと洒落た謎解きミステリという印象。

No.2 7点 なの 2008/12/27 15:09
こんなにほのぼののほほんとしてていいのか若竹!
何なんだこの読後感の良さは!
・・・いやいいんですけどね
ミステリと猫って相性いいッスね

No.1 7点 ロビン 2008/12/26 20:13
葉崎シリーズの第三弾。舞台は葉崎半島の先、三十人ほどの人間と百匹を越える猫が暮らす通称、猫島。
『ヴィラ・マグノリア』『古書店アゼリア』に続いて、駒持警部補が事件解決に乗り出します。個人的に、こういったコージーミステリはかなり好き。前作、というか若竹さんの作品のわりには、嫌な人間が全く出てこなかったことにまず驚き。
事件は一旦は解決を迎えますが、最後のページまで読者を引っ張り続けるどんでん返しの構造は相変わらずさすが。

「猫とミステリの相性はいい」と作者は説いていますが、僕も賛成です。