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平均点:7.08点 採点数:105件

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採点傾向好きな作家

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No.105 6点 殺しの双曲線- 西村京太郎 2013/02/22 01:33
途中まで謎が多くて非常に楽しめた。
ただラストの種明かしがちょっとずつ行われるのでここという驚きポイントもなく淡々と進行していくのが残念でした。
トリックそのものもあまりメリットを感じられないし、なにより動機が微妙で残念でした。
それでも読ませる内容にはなっているのでこの点数で。

No.104 9点 皇帝のかぎ煙草入れ- ジョン・ディクスン・カー 2013/02/07 04:52
うまい!
この一言に尽きる。
ある人間を欺こうとするセリフがそのまま読者も欺いているというのは盲点で素晴らしいトリックだ。
叙述トリックを使った作品としても相当完成度の高いのではないかと思う。

No.103 5点 白い僧院の殺人- カーター・ディクスン 2012/08/21 21:26
密室ものは基本的にどんな解答でもあんまり凄いと思わないんですが、これもそんな感じでした。
偶然性とご都合主義の塊のようなトリックは好きじゃないのでこの点数。

No.102 9点 刺青殺人事件- 高木彬光 2012/08/20 16:53
面白い!
犯人が見え見えで、神津の心理的な推理の仕方もちょっとどうかと思ったりはするけど、トリックは盲点を突いていて面白かった。
一つのトリックに2つ以上の意味を持たせるものは基本的に優れていると思う。
これが処女作という作者に感心するばかりである。
「人形はなぜ殺される」に並ぶ傑作だと思う。

No.101 5点 翼ある闇- 麻耶雄嵩 2012/08/15 10:36
ラストのどんでん返しにはそれなりに驚いた。
しかし、いろんな意味で無理のあるストーリーだしお約束を裏切るためだけに用意したような木更津の推理はさすがに許容できないし、それで納得している周りも頭がおかしくなったのかと思った。
処女作だから仕方ないとは言え文章も読みづらく、登場人物の誰も好きになれそうになかった。

No.100 8点 女王国の城- 有栖川有栖 2012/08/04 15:41
久々の江神シリーズの新作ということでかなり楽しみながら読んだ。作品のキャラが動いてるだけでも嬉しい。
ミステリとしても様々な謎が散りばめてあって飽きることなく最後まで読んでいけるものだった。
ただ、動機や推理に釈然としないものが残り、ミステリとしての完成度は前作の「双頭の悪魔」には遠く及ばないと思う。
マリアとアリスの関係が今後どうなっていくのか、純粋に楽しみなので最後の一作を早く読みたいと思う。

No.99 5点 イニシエーションラブ- 乾 くるみ 2012/07/28 18:16
そもそも「驚愕のラスト」とか「再読したくなる」みたいな煽り文句の時点でもう叙述トリックってのは見え見えになってしまうのでやめて欲しい。
そこそこは楽しめたけどこの手のものを読み慣れた人にはなんとなくネタがわかってしまうのではないだろうか。
前評判とかまったく知らずに見たら驚愕できただろうなと残念に思う。

No.98 8点 暗いところで待ち合わせ- 乙一 2011/08/22 02:45
そもそもミステリだとあまり認識して読んでなかったので
最後の展開には正直驚きました。
とてもハートフルで心に響く作品だったので満足です。

No.97 6点 失はれる物語- 乙一 2011/08/22 02:41
表題作の「失はれる物語」は正直読んでて辛いのであんまり好きになれませんでした。
しかし、他の短篇は読み応えがあってかなり好きなものが多かったので、そこそこ満足。
ミステリではないですが「calling you」が一番良かったと思います。

No.96 4点 ラッシュライフ- 伊坂幸太郎 2011/08/22 02:34
前作はかなりの傑作だと思ったのですが、今作は正直よくわかりませんでした。
プロットは秀逸だと思いましたが、全体像は途中からなんとなく見えてしまった上に若干無理がある展開があり、後味もあまりよくありませんでした。

No.95 8点 オーデュボンの祈り- 伊坂幸太郎 2011/08/22 02:32
ミステリというより物語として満足いったのでこの点数。
ラストが爽やかで読んで良かったと純粋に思える作品でした。しゃべるカカシ優午はホントに魅力的なキャラクターだったと思います。

No.94 10点 星を継ぐもの- ジェイムズ・P・ホーガン 2011/08/22 02:27
SFの傑作ですが、ミステリとしても秀逸ですね。
よくこんな設定思いついたもんだと感心しました。
2段オチになっていてそのどちらにも驚かされ、ラストシーンも読後感を良くしてると思います。
タイトルの意味も読み終わったあと納得できるものでした。
ミステリファンも必読の一冊です。

No.93 10点 魍魎の匣- 京極夏彦 2010/10/11 21:19
これは凄いですね…
なんと言っていいかわからないくらい引き込まれてしまいました。
もはやミステリではなくホラーじゃないかという気もしますがここまで多くの魅力的な謎を提示しそれを解決していくさまは間違いなくミステリのそれでした。
ラストの恐ろしさというか狂気はもう忘れられそうにありませんw
傑作です。

No.92 7点 姑獲鳥の夏- 京極夏彦 2010/10/11 21:14
面白かったです。
他の小説にはない雰囲気でサクサク読みすすめられました。
このシリーズは今後も読んでいきたいと思わせる作品でした。
結末に若干の違和感と説明されてない点がある気がするのでこの点数で。

No.91 3点 ボトルネック- 米澤穂信 2010/09/27 22:05
ん~読みやすいって点は良かったですが
どうにもラストが好きになれませんね。
僕の読解力がないだけかもしれませんがもうちょっとスッキリしたかった。

No.90 5点 ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 2010/09/02 17:38
おもしろいとは思いますが
先に仮面山荘を読んでしまったため種がなんとなく見えてしまいましたね
てか同じ作家で似たようなネタを使うってどうなんでしょう

No.89 4点 告白- 湊かなえ 2010/08/15 10:20
ミステリなんですかね?
そもそも謎が提示されてないのでそこは疑問。
衝撃的なラストって言うほどでもないし
とりあえず読んでて気分が悪くなる作品でした。
1章の展開は好きなので
オチさえよければそれも許せたのになと思う。

No.88 7点 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 2010/08/15 10:16
さすがにツッコミを入れざるを得ない展開ではあったがなかなか楽しめた。
まぁ主人公に対する違和感は読んでて感じたので驚きはそれほどでもなかったがテンポよく読めるのは良かった。
タイトルはアンフェアと言われても仕方ないのでは?とは思うが…

No.87 9点 第二ファウンデーション- アイザック・アシモフ 2010/03/17 23:51
この作品は前作までの二作品を読んでないといきなりネタバレ的要素があるので注意してください。

今作は前後編に分かれていると言えますがどちらも高度な化かし合い、知能戦です。
注意深く読まないとちょっと混乱するかもしれません。

SFとしてもミステリとしても十分以上におもしろく三部作のラストとして満足のいくものでした。

No.86 9点 ファウンデーション対帝国- アイザック・アシモフ 2010/03/17 23:42
第一巻で無敵を誇ったファウンデーションにもついに危機が!
そこの過程もハラハラしておもしろいですが
クライマックスの展開はミステリ作家としても有名なアシモフのまさに面目躍如。
次の巻への引きも十分でかなり満足しました。
くどいようですがやっぱこれはミステリですよ。

No.85 7点 ファウンデーション- アイザック・アシモフ 2010/03/17 23:37
アシモフの最高傑作シリーズとも言われています。
SFの傑作として有名なのでここで書評をするのは不適切と言われるかもしれません。
しかし読めばわかりますがこれは確かにミステリです。
このシリーズ第1巻は確かにミステリ色が3部作と言われる中では一番薄いかもしれませんがそれでも要素としてはきちんとあります。
次も読みたくなること請け合いなのでぜひ読んでみてください。

No.84 2点 封印再度- 森博嗣 2010/02/22 23:07
このシリーズは結構好きだったので期待して読んだのですが個人的には残念な出来でした。

まず萌絵が異常にうざい。
これまでのシリーズ作品だとそんなには思わなかったのですが今回の萌絵はホントに死ねば良かったのにと思ってしまいました。
人間性も好きになれない上にあの冗談はホント酷い。
人の死を重要なピースとして扱う作品だけに読後余計に不愉快な気分になりました。
ちょっと同情して損した気分。
犀川先生もこんな女を選ぶなら人間のレベルが知れるというものです。

トリックはまずあの子どもに関するところがありえない。
現実離れしすぎでしょう。
また偶然性の高すぎる作品は元々好きじゃないので結論にもガッカリ。

評価できる点は「無我の匣」と「天地の瓢」のトリックとタイトルの秀逸さくらいですかね。

まぁなんにせよ残念です。
今後のシリーズの購読すらやめようか思わせます。
登場人物を嫌いにさせてはシリーズものとしては致命的でしょうに…

No.83 9点 虚無への供物- 中井英夫 2010/02/17 15:53
凄いものを読んでしまったなという感想。
というか今でも全然理解しきれてない感じはあります。
物語としては無駄じゃないかと思えるほど冗長な部分もありますがそれもある意味では伏線なんでしょう。
評する言葉は見つかりませんがアンチミステリというものに触れられた満足感はあります。

No.82 7点 乱れからくり- 泡坂妻夫 2010/02/13 20:48
論理的な推理が展開されていて良かったですね。
しかもかなり細かくヒントが散りばめられてるので気が抜けません。
ただ最初の隕石が唐突すぎたのと登場人物に魅力を感じなかったのが残念。
結論には納得しています。

No.81 5点 スタイルズ荘の怪事件- アガサ・クリスティー 2010/02/13 20:38
記念すべきクリスティーの処女作にしてポアロの初登場作品です。
が、ミステリー史においてはそれがすべての作品と言ってもいいかもしれません。
つまらないということはないですが往年のクリスティー節はまだまだという感じ。
ただポアロ最後の作品「カーテン」にもスタイルズ荘は出てきますし彼の歴史をたどるには必読の書であることは確かです。

No.80 7点 死の接吻- アイラ・レヴィン 2010/02/13 19:37
構成のうまさは現代のミステリにも通じるところですね。
犯人の正体にはアッと言わされました。
ただそれだけに後半のグダグダ感が残念。
もうひと驚き欲しかったところです。
ただ終わり方には満足してます。

No.79 9点 長いお別れ- レイモンド・チャンドラー 2010/02/13 19:32
ミステリーとしてもそれなりにおもしろくそれ以上に文学として素晴らしいですね。
何よりセリフがかっこいい。
印象的な言葉も多くありました。
まぁマーロウは人間的にはあんまり好きにはなれないけどそれでもラストには感動させてもらいました。

No.78 6点 さらば愛しき女よ- レイモンド・チャンドラー 2010/02/13 19:20
こういう哀愁を漂わせる作品は嫌いじゃないんですが
自分がミステリを望んでた分拍子抜けしてしまいました。
ハードボイルドってのがどういうものか理解してなかったのが問題です。
文学としては結構好きですがここはミステリの祭典なのでこの点数で

No.77 9点 人格転移の殺人- 西澤保彦 2009/09/30 07:16
「七回死んだ男」に続き2冊目の西澤本ですが負けず劣らず楽しませてもらいました。
設定もおもしろくオチも完全にやられました。
途中のサスペンス的なハラハラ感も良かったです。
現在の人格関係がどうなってるのか把握するのが大変でしたがあれを完全に理解しながら読めるとかなりおもしろいことは間違いないと思います。

No.76 8点 11枚のとらんぷ- 泡坂妻夫 2009/09/28 03:27
マジックを中心にしたミステリですね
劇中劇という試みがおもしろい上にその話単体でも充分に
それぞれミステリとしても成り立ってるんじゃないかという出来。
しかも全編に伏線が張ってあり解答編でのその回収の仕方も見事といえるものでした。
多少マジックの醍醐味であるアッと驚く感じが少なかったのでそこはちょっと寂しかったですね。

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